中途発達障害はこうして生き残る

社会に出てから発達障害と発覚したことを中途発達障害と題し、中途発達障害者である私の生き残りかたをメインに記すものである

第七話 発達障害との付き合い方がわからない

晴れて障害者として公私ともに認められ、障害者として生きていくことになった筆者ですが発達障害という隠れ蓑をいいことにやりたい放題の日々を送っていました。
「~ができないのは発達障害のためである」そんな態度で毎日を過ごしている筆者について、隣にいる妻はどう感じていたのでしょうか?想像しただけで恐ろしい気持ちになると思いましょうが、なんと筆者は特に共感能力が欠落している節がありますのでまーったくわかっていなかったのでした。

発達障害だからといって何をしてよいのか全く分からず、とりあえず規則正しい生活を送っていればいいかなぐらいに考えていました。
早寝早起き、といっても0時寝の8時起きぐらいでしたがやってましたね
長い間引きこもり状態であまり外にでていなかったし、外に出る練習として隣の駅まで行って図書館などで本を読んだりして過ごす日を作って試行錯誤してました。
その時にとても役に立ったアイテムがありました「ランチパスポート」という本で、
記載されているお店にその本を見せると割引してくれるというものでしたがこれでずいぶん外出するモチベーション維持できたように感じられます。
ランチパスポートは期間が定められていたのですが、次々と続編が出版されてかなり長い期間、外に出る練習のお供として役に立ってくれました。

外出する日はまだいいのですが、問題はそれ以外の日です。
「外出しない日=休み」というトチ狂った考えの持ち主ですので、相も変わらずアプリプリプリの日が続いていました。
遊び歩いては家でぐーたらしている奴がいる一方、無職でこの先の収入についての不安を抱えつつ、一家の家計をやりくりしている妻ですが、本当に一生懸命この先の生活についてあれこれと考えてくれており、いろいろと調べたりしてくれていまいしたが、アプリに夢中の筆者はテキトーに聞きいたり聞いてなかったりしていましたのでとうとう堪忍袋の緒がついに切れてしまったのです!
(本当はもっといろんなことがあったため堪忍袋の緒を切ってしまったんですけどそれを書くと私への同情票がゼロどころかマイナスになるので割愛させていただきます。皆様の想像にお任せします。)

ついにアプリ禁止法が施行され、あえなく御用となったのです。
(アプリゲームは禁止されましたが、3DSとかPS4とかのゲームはOKなのでご安心を)