中途発達障害はこうして生き残る

社会に出てから発達障害と発覚したことを中途発達障害と題し、中途発達障害者である私の生き残りかたをメインに記すものである

第二話 休職期間の過ごし方

さて休職期間が始まったのはいいのですが何をして過ごしていいやらわからないんですよね。医者からは休めといわれ、妻からも特になにもしなくていいといわれ、一日ぼーっとしているわけもなく、「何もしない」ということが「できない」ことが今になってよくわかりました。

一体全体何をしていたかというと、通称スマホゲームと呼ばれるアプリゲーム三昧の日々を過ごしていました。一つ始めてはスタミナの待ち時間を埋めるために別のを始め、そのスタミナ回復時間を埋めるためにまた別のを始めと、増えていく一方のスマホゲーム、となると最後はどうなるのかというと一日中スマホゲームのことだけを考えている状態になり、

(冗談じゃなしに、本気でスマホゲームのために生きていたんだよ。寝る時間や食事の時間などの生活時間をスマホゲームありきで考えてしまうそんな状態のことだよ)

スマホゲームのスタミナやイベント時間中心に生活するようになります。これを依存状態といい、非常に馬鹿げているが危険な状態であったのです。当然、妻のことや家のことなどまったく頭から抜け落ちてしまいます。するとどうなるか読者諸君のお察しの通りに家庭崩壊です。喧嘩の絶えない日々、酒やドラッグならぬスマホゲームへの依存ばかり強まる私、そんな環境が身体や精神によいはずもなく、私の心身は改善の兆しを見せることはありませんでした。当たり前だ!

しかしながらそんな大変な状況下において私は一体何を考えていたのかというと、傷病手当が1年半支給されるしそんなに焦らんでもええがな等とお気楽な考えでアプリばかりをプリプリやっていたのでした。復職するかしないかとか特に考えていない様子で!

Oh It's so Silly!