中途発達障害はこうして生き残る

社会に出てから発達障害と発覚したことを中途発達障害と題し、中途発達障害者である私の生き残りかたをメインに記すものである

はじめに

当ブログは筆者の経験によるところが多く万人に通づるものではないと確信してはいるものの、万が一にも誰かの助けになってしまうことがあるかもしれない、というある種の希望や宇宙の誕生に関する確率論的なものから記録を残しておくことに何の問題があるの…

最終回 採用通知を、君に

社長面接、一般的には意思の確認と言われたりもする割と油断しがちな部類です。 しかし筆者にはぬかりありません。時代はインターネットです。わからないことは何でも検索すればいいのです。「社長面接 落とし穴」っと。 ほーら出てくる出てくる、社長面接は…

番外編:就職活動とスーツ

就職活動に欠かせないもの、その一つがスーツですね。 筆者は退職してから再就職に向けて動き出すまでの間に体型が変わってしまいました。 するとどうなるか。以前来ていたスーツが全く着られませんでした。 無理に着て行ったらお尻が破けてしまったのです!…

第二十一話 潜入、企業面接

おいおい、半年以上も空いちゃったよ。 書き溜めてあるから空いてる時間にコピペして更新するだけなのにできない。 そーゆーとこだよね! 相変わらず仕事は続けられています。 精神障害の長期就労率は厳しい数字が出ているかと思いますが、それは適切な支援…

第二十話 運命の出会い、そして面接へ

それは出会いと呼ぶにはあまりにもなアレだったのである。いつものように、ハローワークへ行って求人票を印刷して、持ち帰って家族会議で採決された求人に応募するという日々を過ごしていたのですが、その知らせは唐突に舞い込んできたのです!鳴り響く電話…

番外編 ハローワーク以外の求人

求人情報はハローワークをメインにしていましたが、ほかにも障害者の求人を斡旋しているものがあります。私はその中で三つに登録しましたので、その三つについてもご紹介したいと思います。(個人の感想です) 1 クローバーナビここは障害者全般の求人情報を…

第十九話 この誘い、吉と出るか、凶とでるか!?

就職活動に夢中になっている折も折、友人から一通の連絡が「よいバイトあるでぇ。シフトは言い値でやってくれっから就活の合間にどうよ?」というものでした。しかしバイト先業種や距離が遠いことから妻には反対されてしまいました。筆者も無理はしたくない…

第十八話 求職活動が本格的に始まったのであった(クライマックス間近)

8週間の職業準備支援を終えて、ナビブック、職務経歴書、履歴書を完成させた筆者、あとはもう企業側と真っ向勝負していくしかありません。 求人票を調べ上げこの時点で3社応募してみることにしました。応募書類に障害者手帳の写しって書いてあるのに入れ忘れ…

第十七話 障害者職業センターで行ったこと(本コース)後編

本コースでも講座をたくさん受けました。ケーススタディや問題解決技法、ストレスマネジメントといった社会生活技法の講座からハローワークの使い方、履歴の書き方、面接の受け方、職業選択指針などの実際の就職活動に向けた講座まで幅広い講座を受けること…

第十六話 障害者職業センターで行ったこと(本コース)前編

体験コースから一週間後本コースが始まりました。本コースを始める前に一度担当カウンセラーと面談をして職業評価の結果を伝えてもらっていました。結果を聞いたとき、まさにその通りでございますと感服いたしました。 体験の時に行った「数値チェック」「数…

第十五話 障害者職業センターで行ったこと(体験期間)

そんなこんなで障害者職業センターに通い、職業評価と職業準備支援を受けることになった筆者ですが、まずは体験カリキュラム(1週間)を受けて、8週間のカリキュラムに臨むか判断してほしいということでしたので体験することとなったのである。 幸いにも最寄…

第十四話 障害者職業センターとはなんぞや

障害者職業センターにて業務説明会や個人面談を経て、センターではどんなことを行っているのかがよくわかりましたのでここにも記しておきましょう。(と言っても書いてある内容はHPからの転記ですが) ・職業相談・職業評価・職業準備支援 この二つはセット…

第十三話 え?なんで?誰得?筆者傷心旅行へ行く

まさかの展開に一同唖然としていることでしょうが行ってしまったものは仕方がないのです。こんどは家出ではなくちゃんと行先も話して日程の調整もして、泊まる宿も決めてから行きましたのでご安心を。どこになにしに行ったのかという旅行記については話の大…

第十二話 裁判傍聴はリハビリとして最適だったのか?

裁判傍聴リハビリをして日々を過ごしている筆者でしたが、ある時体調を崩します。 体調崩して利となることひとつもなし。 というわけで方針転換を余儀なくされる筆者(いろいろと省略しましたが、行間を読んだり察したりしていただけると幸いです)は次なる…

第十一話 社会復帰までの時間を有効に

求職のデッドリミットが伸びた私は一旦立ち止まって新たに就職活動への道のりを考えました。まずは体を慣らさなくてはいけませんね。いくら外出の練習をしていたからと言っても、所詮は隣町に遊びに行っているようなものです。社会復帰したら電車にものるか…

第十話 傷病手当が満期を迎え、失業保険の手続きに

とうとう傷病手当の満期(1年6か月)がやってきてしまいました。それまで不労収入やっほーいと喜んでいたのですが、それもお終いです。傷病手当の満期を迎えてしまった寄る辺ない筆者が次に頼るのは失業保険です。延長解除の手続きをして、本格的に失業保険…

第九話 筆者、家出する

妻の心労も考えず、遊び歩いて家ではグータラ人間を相も変わらずやっていたらそりゃ大変なことになるでしょうよ。妻が激怒したときに私が感じた、不甲斐なさ、やるせなさ、申し訳なさ、虚無感、なんでそこまで言われないといけないのか、ムキーといったもの…

第八話 暇との付き合い方

アプリゲームを禁止された筆者は急に暇になります。暇だ、やることがない、寝ようということで昼寝をすることが多くなります。いくら寝ても夜も眠れるという不思議体験をします。 あまりにも暇すぎたのでプールに行くことにしました。(唐突)幸いにも市営の…

第七話 発達障害との付き合い方がわからない

晴れて障害者として公私ともに認められ、障害者として生きていくことになった筆者ですが発達障害という隠れ蓑をいいことにやりたい放題の日々を送っていました。「~ができないのは発達障害のためである」そんな態度で毎日を過ごしている筆者について、隣に…

第六話 ついに発見!?発達障害

発達障害の疑惑が高まったところでさぁどうしましょうというのが常である。巷では診断を受けろーなどと簡単にいってくれるが発達障害の診断がきちんとできる医者がどれだけいるのだろうか?かといって未診断では診断も受けてない、にわかのくせにと発達障害…

第五話 光明はいつさすの?今でしょ!

職を失ったというのに余裕の様子で過ごしている筆者とは対象に将来への不安と現状の変化のなさとアプリプリプリに辟易している妻が一つ屋根の下で過ごしているのであった。この時の妻の心労を思うと大変申し訳なくなると思いませんか?ぜひとも想像してみて…

第四話 障害者手帳取得までの道のり

さて、無事に職を失った筆者が事務手続きのために最後の本社訪問した時にどうしてこうなった的なことを人事にきかれたので「あの人がいるからです」ってはっきりと言えたことだけは覚えているし、今までやめたいろいろな人全員あの人のせいですとも言えた。…

第三話 お知らせは突然に

休職してから5か月目に差し掛かろうとしていたある日、会社から連絡が入る。 休職期間は半年という規定なので来月までにめどが立たない場合は自動的に退職扱いになると。 ふむ、そういえばそんなことが規定に書いてあったようななかったようなという感じで妻…

第二話 休職期間の過ごし方

さて休職期間が始まったのはいいのですが何をして過ごしていいやらわからないんですよね。医者からは休めといわれ、妻からも特になにもしなくていいといわれ、一日ぼーっとしているわけもなく、「何もしない」ということが「できない」ことが今になってよく…

第一話 いったいどこから書き始めたらよいのだろうか

起点はどこかという話になるとこれが困ったことになってしまうのであった。発達障害の兆候について書くとなると幼少の砌から書かなきゃいけないし(いずれは書きたいと思う)前職辞めたところからにするのか、前職入ったところからにするのか、そういう細か…